弁護士が扱う民事事件と刑事事件の職務内容を教えて下さい

民事とは?

弁護士が扱う職務内容には、民事事件と刑事事件の2つがあります。

ドラマなどを見ていると民事裁判や刑事裁判といった言葉をよく耳にするかと思いますが、これらと同じものなのでしょうか。

ここでは、弁護士が取り扱う「民事」と「刑事」について簡単に説明しましょう。

まず、前述した「民事裁判」と「民事事件」、「刑事裁判と「刑事事件」はいずれも同じものと考えて構いません。

ここでいう「民事」とは、個人が個人を訴える、つまり個人対個人の間の争いの解決策を裁判に求めるというものです。

場合によっては個人が企業や組織、国を訴えるケースもありますが、いずれにせよ訴えるほうも訴えられたほうもお互いに対等の立場であるというのが民事事件なのです。

刑事とは?

その一方で、「刑事」は犯罪を犯したと判断した人物を国から指定された検察官が起訴したものをいいます。

裁判であれば、裁判所によって罪に応じた処罰が決定されることとなります。

法律や国という強制力を持つ大きな力が訴えを起こすことから、訴えられた側(被告人)との関係には上下の位置関係ができてしまうこととなります。

つまり、対等な立場で争うことができるのが民事、上下関係の立場での争いが刑事という認識ができるというわけなのです。

この2つの職域は非常に重要です。

もしこの職域を越えてしまうとトラブルにもなりかねません。

本職の弁護士ならそんなことはないだろうと思うかもしれませんが、知らないうちに越えていたり、報酬を目当てにわざと超えてしまうケースもあるのです。