弁護士費用の目安はどれくらいですか?

「標準価格」はない

弁護士というのはあまり日常生活において関わりのあるものではないので、いざ依頼をするとなるとどれくらいの費用が必要なのかが心配という人も少なくないはずです。

また、依頼の内容や職務・業務内容の多少などによって異なりますし、弁護士各自による基準もあります。

したがって「標準価格」というものはなく、いわば「オープン価格」とでもいえるでしょう。

「それならなおさら依頼がしにくい」そう思う人も多いかと思います。

しかし日弁連がまとめた目安となる弁護士報酬金額があるので、ここで簡単に紹介しておきましょう。

目安で判断

たとえば法律に関する相談をした場合、個人ならば1時間で相談が終わったなら5,000円から10,000円程度というのが報酬の相場とされています。

企業や法人、相談の内容などによって金額は変わりますが、だいたいこの程度と考えればいいでしょう。

もし弁護士費用を支払いたくないというならば市などで無料弁護士相談を受け付けているところもあるので、それらを利用するのもいいかもしれませんね。

また、最近では相談だけなら無料という弁護士事務所も増えているようです。

契約書作成の場合

弁護士というのは我々にとって日常的にはあまり関わりのない職業ですが、何かトラブルが発生した場合にはお世話になる可能性もあります。

したがって、弁護士に依頼すると費用はどれくらい掛かるのかという点も大雑把にでも知っておくことは必要ではないでしょうか。

たとえば、企業が契約書作成を依頼したならどれくらいの費用が掛かるのでしょう。

会社の規模や取引額、利益などにより差はありますが、書類の作成に2~3時間程度を要したとして、約8割の弁護士が「5~10万円」という回答をしました。

契約書作成の際の煩雑さや顧問契約をしているかしていないかで金額は変わりますが、一応目安とできるかと思います。

借金取り立ての場合

次に、知り合いに300万円を貸したのですが一向に返してくれないことから相談した場合の例です。

最初に弁護士名で内容証明で催促をしましたがそれを無視されたので裁判を起こして勝訴、貸したお金は全額返金されたというケースです。

この場合の弁護士費用支払いは計50~55万円程度というのが相場でしょう。

内訳は、内容証明郵便の手数料が3万円、裁判の着手金が20万円ほど、そして報酬が30万円程度となります。

返金される金額によって報酬金額は多少しますが、だいたいこれくらいの費用が掛かることとなります。

弁護士に依頼する場合には、着手金や手数料といったことも頭においておかなければなりません。

費用支払いは分割に応じてくれることもあるので、相談してみてもいいでしょう。

ただしその際には手数料が発生するので、支払い総額は多くなることを認識しておく必要があります。